植物の力で発電する未来のエネルギーを活用 渋谷ヒカリエ
「渋谷ヒカリエ」では2023年7月より東京23区内の商空間として初めて、植物の力で発電するボタニカルライトの常設実証実験をヒカリエデッキにて開始しました。ボタニカルライトとは、株式会社グリーンディスプレイが提供する植物の力で発電する未来のエネルギーで、植物と共存する微生物が生命活動をする際に、土や水の中で放出される電子を利用して発電します。
「渋谷から未来を照らし、渋谷から世の中を変えていく光になる」という意思が込められた「渋谷ヒカリエ」は、脱炭素・循環型社会への貢献のため、ボタニカルライトの発展を支援すべく本実験を開始。四季を通じて変化する植栽との相性や電流値の定期観測を実施し、ボタニカルライトの本格的な普及に向けた技術向上のためのデータ収集に協力します。
水と緑のネットワークの形成 渋谷ストリーム
「渋谷ストリーム」では官民連携のもと、清流復活水を利用した「壁泉」によって渋谷川を再生し、渋谷川遊歩道「渋谷リバーストリート」を整備しました。開発前の渋谷川は、両側を中小規模ビルの裏側に挟まれ、決して良好な環境とはいえない都市型中小河川の代表的な存在でしたが、地元・行政と協働して整備し、周囲には桜並木や芝生広場などのパブリックスペースを創出しました。広場は地元主催のイベントにも活用されるなど、地域の活性化にもつながっています。
また、定期的に開催している自主催事「SHIBUYA SLOW STREAM」のコンテンツの一つとして、『渋谷川をぐるっと一周、ゴミ拾い』と題した清掃活動を渋谷リバーストリートと明治通り沿いで行っています。誰でも参加できる仕組みとし、渋谷川流域の環境改善について気軽な形で興味を持っていただく機会をつくっています。
高架橋を活用したゲートとベンチ
さまざまな企業、団体と協働の環境への取り組み 渋谷キャスト
「渋谷キャスト」では、環境活動に取り組む団体・企業と協力して、渋谷の街の緑に触れるイベントや、渋谷キャスト周辺や渋谷区内の飲食店舗を対象としたリユース容器シェアリングサービスの実証実験など、施設の中にとどまらない渋谷エリア全体を舞台とした環境への取り組みを実施しています。
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リユース容器シェアリングサービスの実証実験「Megloo」
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食品ロスを削減しながら、食の貧困も解決する。「BENTOコモンズ」
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人間以外も含めたまちづくりの視点を持とう。「Invisible Connectionsーまちのみどりとのいい関係ー」
廃棄物削減・資源循環の取り組み
「はらぺこベトベター~ベトベターの満腹大作戦~in渋谷」 渋谷マークシティ、渋谷ヒカリエ、渋谷ストリーム
渋谷エリアの各施設では、廃棄物削減・資源循環に貢献する幅広い取り組みを推進し、来館者の環境意識向上にも寄与しています。
「渋谷マークシティ」「渋谷ヒカリエ」「渋谷ストリーム」では、AI技術によってペットボトルなど、再生できるものをユーザーが正しく認識し、楽しく分別・リサイクルしてもらうことを目指すイベント「はらぺこベトベター~ベトベターの満腹大作戦~in渋谷」に賛同し、リサイクルボックス「はらぺこベトベター」を施設内に設置しました。(2022年4月実施イベント)
「はらぺこベトベター」のゴミ分別・リサイクルイベント