■渋谷駅近辺東横線高架下/独特な空間が人を惹きつけるカルチャー発信地
先日、偶然見ていたテレビで面白いトピックスが耳に入ってきた。 「みなとみらい線開通にともない、使われなくなる東横線の横浜から桜木町間の高架の新しい利用方法が検討されている。
例えば遊歩道や……」 高架が遊歩道、というフレーズが引っ掛かった。たぶんとても気持ちのいい、そしてかなりシュールな風景になることが想像できたからだ。あの高架はけっこう幅もある。規制緩和の仕方によっては、ちょっとした商店が並ぶストリート感覚あふれるホコテンができあがるんじゃないか。
常々、フィレンツェのポンテ・ベッキオ橋のように、橋の上にいろんな小さな商店が建ち並ぶような風景があってもいいんじゃないか? 日本の橋は味気なさすぎる、と思っていた僕にとって、この話はとても魅力的に響いた。日本では橋の上に常設の商店が並ぶことはできない。では高架はどうなのだろうか? ちょっとした問題提起である。
ぜひ横浜の新しい名物にして欲しい。
さて今度は逆に、高架下。 その空間もまた独特の魅力を持っていることが多い。必然的に敷地は細長くなる。だからこそ不思議な構成にならざるを得ない。
東横線の渋谷側の高架下はちょっと前から新しい都市文化の発信点となっている。オリジナルブランドの服や靴のショップが隙間に収まるように所々に入り、そしてその数は少しづつ増えているように思う。その空間的な制約が逆に人間の創造力をかき立てるからだろう。あらかじめ屋根と柱はあるわけだから「壁」のみをつくることでそこは売場となる。コンパクトな空間に合理的に、立体的に商品が配列されたショップばかりだ。
■SUS <Shibuya Underpass
Society>/ONでもOFFでも自由自在に使いこなしたい高架下スポット
HP:http://www.community-s.co.jp/sus/
MAP:mapion
そのなかで僕がよく利用するのは「SUS」というカフェ。SUS<Shibuya
Underpass Society>は『リバイタリゼーション〜価値の再生』をテーマに、長年コイン駐車場となっていた東急東横線高架下に2001年10月オープンした。Internet
freeのibookが設置され、家のリビングのようなカフェ『Planet3rd』、 好きなデリやごはんを組合わせる事が出来るお弁当屋『Lunch
to go』 週末はハウスイベントやライブを開催し、平日は食事も楽しめるバーラウンジ『Secobar』の3つの店舗で構成されている。
インターネットが自由に使えるのと、場所を説明しやすいことからミーティングによく使う。雑誌や本が販売され、それを眺めていることでアイディアの一助になったりすることもある。
建築ではサッシのことをSUSと表現するが、このカフェはその名前の通り高架下の空間を普通のアルミサッシで覆っただけ。特徴のある場所にシンプルな操作だけを加えて魅力的なものに変える、という姿勢が好きだ。
ここは夜中まで人でいっぱい。公園通りやセンター街に比べると年齢が高く、落ち着いた空気が流れている。仕事やミーティングをしている人も多く見かけ、新しいタイプの都市の仕事場だと実感している。ここが高架の下である、っていうコンテクストが、この空間の質をつくっているような気がしてならない。
SUS ShibuyaUnderpassSociety
住所:東京都渋谷区渋谷3-23-1
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TEL&FAX:03-5778-4103
平日 11:30 〜翌5:00
日祝 11:30 〜翌1:00 |
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TEL:03-5778-4105
11:00〜20:00 |
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TEL:03-5778-4571
平日 19:00 〜翌5:00
日曜定休(祭日の前の日曜はopen) |
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高架下にはお洒落なお店が続々進出してきている
>渋谷駅近辺東横線高架下 |

まだ駐車場や倉庫も残っていて不思議な雰囲気
>東横線高架下 |

外観はサッシでシンプルに構成
>SUS <Shibuya Underpass
Society> |

お昼どきにはサラリーマンや色々な人達で賑わう
>SUS <Shibuya Underpass Society> |

電車の音が真上で聞こえるお洒落な店内
>SUS <Shibuya Underpass Society> |
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