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■チャイナタウン80/中華街の新情報発信スポットは、ビジネス パーソンの強力な味方

HP:http://www.chinatown.or.jp/1index.html
MAP:mapion

MM21、中華街、山下町……お互い比較的近いのだけど妙にアクセスが悪かった。みなとみらい線は、今までばらばらに散在しているように見えていた横浜の要所をつなぐことになる。これによって「横浜」というエリアは、今までよりもまとまった連続性のある見え方をするようになるだろう。

この日は中華街に足を運んでみた。
みなとみらい線開通(2004年2月)によって渋谷から一本になり、東京との距離がずいぶん近くなる。
その新しい地下鉄駅「元町・中華街駅」を地上に出たすぐの場所に、この中華街全体のインフォメーションセンターがオープンしていた。 横浜の中華街は世界でも有数の規模を誇り、訪れるたびに一体どの店に入ればいいのやら、戸惑ってばかりいた。 ここにくれば、中華街のどこにどんな店があって、どういう料理なのか、おすすめの料理は、などの情報を一括して得ることができる。もちろん、そぞろ歩きをしながら、偶然入った店が抜群においしくて、幸せな気持ちになるのも捨てがたいが、どうせなら、あらかじめ店を狙い定めていきのも楽でいいかもしれない。ここは充実したHPの運営をしたり、中華街全体のガイド機能を持っている。

厳密にはワークスタイルの話ではないのだが、ここでは華僑という人々について言及してみたい。というのは、私は先月、上海、北京に出張し、そこでの中華民族の展開力に圧倒されて帰ってきたからだ。 世界中どんな都市に行っても不思議と存在する中華街、彼らは生まれながらにしてコスモポリタン。今回の旅で会った香港人は一週間の間に香港>上海>北京>上海>香港・・・と移動しまくっていた。まるで東京と大宮くらいの感覚のようにさえ見える。この人たちにとっては、あらかじめ国という単位など関係ないのかもしれない。

彼らのスピード感、順応力、それから生きることへのパワーは感動的ですらある。世界のどんな場所であろうとも、彼らは素早く集まり、自分たちの街をつくる。その集積はいつしか強度を持つようになる。それが中華民族の世界での成功を支えている。彼らはあらかじめネットワーク社会のなかに生きているのだ。それは、力によって領土を広げようとするアングロサクソンより、現代的で洗練されているように思える。
そんなことを思いながら、久しぶりの中華街を歩いた。



住所:横浜市中区山下町80番地 横Mディアタワー1階 中華街大通り側
TEL: 横浜中華街発展会協同組合 045-662-1252
営業時間:年中無休(原則として午前10時〜午後10時)







■横浜大世界/都市の中で「編集」された場所のみがもつパワー

HP:http://www.daska.jp/
MAP:mapion

中華街は地下鉄開通に照準を合わせて大きく変化しているようにも見える。

「横浜大世界」という奇妙な名前のテーマビルディングができているのを発見した。1920年代の「上海」をテーマにした飲食、商業、アトラクションの複合ビル、中華街のなかにさらに中国をつくるの、と思わないでもないが、しかしその濃密さもまた中華街であろう。平日の昼間にもかかわらず活況を呈していた。しばらくこの街の話題をさらうことだろう。

「ラーメン博物館」や「横浜カレーミュージアム」のように、・・・・次々とできる同業集積の商業形態。そのスケールメリットから、これらの事業は成功しているようだ。そして、そもそも中華街自体が、そのコンセプトによって成立している。同じような世界観を持ったものが集合し、それらが編集されることで力を持つ。中華街、秋葉原……、この理論は商業だけではなく、オフィスにだって当てはまる。シリコンバレーはそうやって世界的な競争力を獲得してきた。例えば、あるビルにおなじような業態が集積することは大きな力になるのではないだろうか。商業では散々やられている手法だけど、なぜかオフィスでは事例を見つけられない。ある業態の集まったテーマオフィス、案外おもしろいかも?



住所:横浜市中区山下町97天長門正面
TEL: 045-681-5588
営業時間:年中無休
10:00〜22:00
入館料(税込み)
●大人:500円 ●小人:400円(4才〜12才)
●団体(15名以上):大人400円・小人300円
● 一年旅券:1500円(年間パスポート )



オープンスペースを借りることもできる
チャイナタウン80


ウェブから情報を気軽に引き出すことができる
>チャイナタウン80


トイレやATMも併設されていてとても便利
チャイナタウン80

中華街にあっても目立つ外観
>横浜大世界

ハンコや切り絵をオーダーすることができる
>横浜大世界

日本初登場の老舗名店もある
>横浜大世界
ナビゲーター  馬場正尊(ババ マサタカ)

■ プロフィール
1968年佐賀県生まれ。雑誌『A』編集長、BABA ATELIER and Associates Ltd.主宰。
1994年早稲田大学大学院建築学科修了
2001年同大学建築学専攻博士課程満期退学
94〜2001年6月博報堂にて「世界都市博覧会」「東京モーターショー」などの都市計画、事業計画に携わる。現在、雑誌『A』編集長を務めると共に、設計活動、都市計画などを行う。近況に、沖縄チルドレンズミュージアム、アパレルショップ「FIRM ROOTS」、レゾナンスオフィスのインテリア設計、東京都心部の都市計画など。都市活性化のR-projectのディレクターとしても活動。

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