■みなとみらい線・みなとみらい駅/クイーンズスクエアの地下に出現したワンダーランド
HP:www.mm21railway.co.jp/www/mm21.html
みなとみらいは変化を続けている。 2004年2月1日、新しい街のインフラ「みなとみらい線」が開業する。ルートは横浜駅から、みなとみらい21地区を経て元町・中華街に至るもので、東急東横線と直通運転が行われる。これによって渋谷から横浜中心部までが一本でつながることになるわけだ。現在、急ピッチでその工事が進んでいる。
工事中のみなとみらい駅を見学することができた。地下5階のホームから、「ステーションコア」と名付けられたクイーンズスクエアの巨大なアトリウムを縦に貫通する空間構成。それによって、普通なら圧迫された空間になりがちな地下ホームが、開放的で人の動きが感じられる場所になっている。駅の開業にあわせて、ステーションコアにあらたな店舗もオープンする予定というから、駅と商業施設がいわば一体となってますます活気のある空間になっていくのだろう。みなとみらい駅は都市空間と地下鉄駅との新しい関係性を示す格好の事例ではないだろうか。
また、広々としたコンコースも非常に特徴的だ。赤や青のポップな色使いのパイプが縦横に走り、丸窓が連続して並ぶ空間は、あたかも巨大な潜水艦をイメージさせる。なお、みなとみらい駅の設計は早川邦彦氏、みなとみらい線の他の駅では伊東豊雄や内藤廣といった日本を代表する建築家たちが起用されている。
街開きが行われた当時はまっさらな土地が突然出現したというイメージが強かったみなとみらいも、今後はさらに東京や横浜とシームレスなビジネスディストリクトとして定着していくだろう。
平成16年2月1日みなとみらい線全線開業予定
■ハマチャリ/横浜を気軽につなぐ無料レンタサイクル
このような大規模なインフラ整備が進むのと平行して、街では小さな工夫も行われている。例えば「ハマチャリ」。放置自転車を修理して貸し出すサービスが始まった。横浜市から払い下げられた放置自転車を再生整備し、観光を主体としたレンタサイクルに有効活用するというものだ。マリタイムミュージアム・赤レンガ倉庫・大桟橋の3箇所で10時から17時30分まで、どこでかりても好きな場所で借りて返すことができる。誰でも無料(デポジット1000円)。運営するのはNPOナイスヨコハマで、自転車に広告をつけることで運営費に当てている。
実際、このエリアは自転車にはうってつけ。文字通りハマカゼを浴びながらの散歩ができる。使ってみると想像以上に便利で、例えばみなとみらいから中華街までは10分程度、実は近かったことを実感した。横浜の中心部は案外コンパクトなのだ。
主に観光目的を想定してつくられたサービスだが、もうちょっとフットワークよく、ワーカーがちょっと昼食に……というふうにも使えるかもしれない。みんながハッピーなこの企画、おそらくさまざまなエリアで実践されていくことになるだろう。
みなとみらいでは、大きな開発と小さな工夫が共存しながら進んでいる。それが街としての成熟を物語っているのではないだろうか。
ご利用案内
<マリタイムミュージアム(日本丸横)><大桟橋入口><横浜赤レンガ倉庫前>の3拠点にあるハマチャリお受付所にてお申し込み下さい。
レンタルサイクルは無料でご利用いただけます。その際、デポジットとして1,000円をお預かりいたしますが、自転車ご返却時にお返しいたします。
受付時間
11月1日〜3月31日:10:00-17:30
4月1日〜10月31日:10:00-17:30
お問い合わせ先 非特定営利法人ナイスヨコハマ
TEL:045-640-0510
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