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「新しいことを始め、市場に挑戦していくためには、ベンチャーマインドや情熱がなけ ればなりません」とシニア マネージャーの片岡愛子さん。Googleが日本での検索 サービスを開始して間もない2001年夏からプロジェクトに参加、Googleの日本での育て親の一人といっても過言ではない存在だ。
「まだ検索エンジンの概念すら、一般の方には浸透していなかった頃。全く別の業界で働いてきた私自身、ここで何をすれば良いのかわかりませんでした。すべては、“私が貢献できるのは何ですか?”という問いかけから始まったのです」。
本国アメリカでの2週間のトレーニングの後、最初に与えられたミッションが、オフィスを探すこと。友人に誘われて一度だけ来たことがあったという、当時オープンしたばかりのセルリアンタワーが頭に浮かんだのは、運命的なひらめきだったと語る。
「IT業界の会社が密集しているエリアにも魅力がありましたし、アメリカから頻繁にスタッフやゲストを迎える仕事の性格上、ホテルと一体化している構造も理想的でした。
若い人の多い渋谷は、トレンドを掴むのには最適。本国のスタッフが来日するたびに、この街を案内して、たとえば、どれだけ多くのティーンが街で携帯電話を使っているか…など、日本の“今”を感じてもらっています」。
多くのメジャーなポータルサイトへの検索エンジンの提供や、検索結果ページにキーワードにリンクした広告を表示させる“アドワーズ広告”と呼ばれるオリジナルの広告システム など。Googleは、渋谷という環境を最大限に生かして独自のビジネスを展開している。






シニア マネージャーの片岡愛子さん。


世界のGoogle社のオフィスにディスプレイされている
オブジェは、有機的に変化し続ける企業精神の象徴。





広々としたオフィスの中央にあるビリヤード台。
コミュニケーションの空間でもある。


点滅するライトとグリーンをあしらい、片岡さん自身が
デコレーションを手掛けたワーキングスペース。




世界96ヶ国で活用される検索エンジン、グーグルの生みの親は、創業当時アメリカのスタンフォード大学の博士過程に在籍していたという、二人の学生。創業者たちの若い精神は、日本オフィスにもしっかりと伝播、浸透している。
「毎週金曜日にはTGIFと呼ばれるミーティングを兼ねた軽食パーティがあり、今、会社で何が起きているか、社員それぞれが何を考えているかを共有し合っています」と、片岡さん。この“共有”こそが、短期間に急成長を遂げたGoogleのキーワードだ。社員たちは常に“Googleらしさ”を意味する“googly”という言葉を尺度に、価値観や目標を共有し合っている。
「社員2名からスタートし、現在の30名以上に成長するまでには、Googleのカルチャーをどう生かし、どう進化させていくかが大切でした。幸い、社員皆がGoogleが好きで入社し、ここで働くことにプライドを持ってくれています」。
“Googleらしさ”は、インテリアの随所にも発揮されている。コーポレートカラーである赤、黄、青、緑をふんだんにあしらったオフィスのワーキングスペースは、部署ごとにテーマを決めて個性的な装飾が施されている。ちなみに片岡さんの周辺はグリーンとイルミネーションで“癒しの空間”を目指しているそう。室内のあちこちにエクササイズボールが転がり、ビリヤード台まで設置されている。
「本国もそうですが、日本のオフィスも、ドミトリー(学生寮)のようなこの雰囲気から、次の“Googleらしさ”が生まれていくのです」。




ビジネスデベロップメントという肩書きのもと、パートナーである広告主やポータルサイトと本国との橋渡しをする片岡さん。25歳でアメリカに留学し、スピーチコミュニケーションを学んだことが、現在の仕事にも役立っているという。
「IT業界の仕事は、ともすると無機質的なものと考えられがちですが、すべては“人”が介在してこそ成り立つもの。広告主から社内スタッフまで、常に相手の気持ちを引き出し、コミュニケーションをとることを考えています」。
信頼でき、尊敬できる関係のスタッフの増加や業務の拡大に伴いワーキングスペースも拡大、セルリアンタワーのワンフロアをまるごとオフィスとして機能させていく予定もあるという。
「年々アクセス数が飛躍的に増え、Googleのテクノロジーやサービスが世の中に受け入れられていく様子を肌で実感できるのは、本当に嬉しいことです。こんなチャンスに恵まれるのは、人生の中でもめったにないこと。今後は、それぞれのビジネスパートナーの要望を更にきめ細やかに汲み取って、より強いリレーションシップを築いていきたいと思っています」。
ひたむきさと“Googleらしさ”を共有する片岡さんはじめスタッフの活躍を、個性豊かなオフィス環境が支えている。





アットホームな掘り炬燵式の会議室は、
海外から迎えるゲストにも人気。



受付スペースの壁面には、世界のGoogleサイトに刻々と
アクセスされる各国語の検索ワードが浮かんでは消える。



#DATA
グ−グル株式会社

Google Japan Inc.

所在地:東京都渋谷区桜丘町26ー1 セルリアンタワー

業種 :情報・通信業
http://www.google.co.jp

グ−グル株式会社にご入居いただいているセルリアンタワーの情報はこちら>



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